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2006年04月19日

こんな「ローン体質」は地獄を招く

欲しい物があるのに毎月の収入では足りないとなるとつい、未来の労働力を担保にして、クレジットで買い物をしてしまいます。しかし、これを繰り返していくと返済に追われるばかりで預貯金ができず、精神的にも不安定になりがちです。中には、「低金利時代は預けるより借りる方が得!」などと勝手に解釈して、給料日前のピンチを避けるため、あるいはレジャーのためにカードローンを利用する人もいるでしょう。しかし、いくら低金利といっても、ローン金利は、預金金利より高いのです。借金をしてトクをすることなど、滅多にありません。こうしたローン体質が高じていくと、知らないうちに借金が膨らみ、金利を返済するのがやっとという状況になります。特に高利の消費者金融などは、一度返済が滞ると、雪だるま式に返済額が増え、最後には、「自己破産」というケースも少なくありません。借金が帳消しになる「免責」までの手続きは非常に大変で、裁判所に自己破産の申し立てをし、免責決定まで約3ヶ月~1年かかります。免責決定後は、個人信用情報機関のブラックリストに載るため、5~7年は新たな借金ができなくなり、クレジットカードも発行できません。お金を貯めたいと思っているのであれば、こうしたローン体質から改善していく必要があります。

ローンに頼らない体質をつくる

生活費をローンで賄うのは絶対にやめましょう!収入が少ない人は、大きな買い物や、レジャーなどの楽しい支出はボーナス時期にまわして、毎月のお給料で暮らせる家計を確立しましょう。また、大きな買い物をする際も、「どうしても今必要なのか?」よく考えて、ローンを組むのはなるべく避け、「欲しい物は、お金を貯めてから買う」というスタイルに変えていくと良いです。できれば、マイホームを購入するまでは、ローン利用自体を控えたいところです。
クレジットカードによる買い物癖が多重債務を招く危険性がある人は、手持ちのカードをすべて処分するくらいの覚悟が必要です。もし、現金を持ち歩くのが面倒でしたら、銀行や郵便局のキャッシュカードで買い物できる「デビットカード」をおすすめします。デビットカードは、現金で買い物することとほとんど同じで、カードを機械に通した時に金融機関の口座から引き落とされます。

こんな人には「借金」もお勧めできます

基本的には、借金はお勧めできませんが、借金することに嫌悪感を抱くアンチ・ローン体質の人には、お勧めでします。こういう人は、社内預金や財形貯蓄などの給料天引き貯蓄を増額して、銀行の総合口座の残高を少なくして、無駄遣いをセーブするのがポイントです。節約癖はつけば次第にお金が貯まっていきます。さらに、海外留学や資格取得など自己投資につながるポジティブな借金は、ローンの返済の重みがお金を稼ぐ原動力になることもあり、良い方に転じることでしょう。